首から肩~肩甲骨にかけての筋肉が重たく、だるく、張った感じとなり、同時に硬度を増し、特に鈍痛を伴う状態で主観的にはきわめて不快な感覚で、時によると頭痛、歯痛、はきけを合併する症状を言います。
原 因
過労、睡眠不足、不良姿勢、精神的緊張、ストレス、運動不足、冷えなどを誘因として起こるものと、動脈硬化、高血圧、低血圧、眼精疲労、自律神経失調症、更年期障害、その他内臓疾患などがあります。
運動時あるいは安静時に腰部に痛みを感じる疾患の総称です。腰痛は2本足で立って腰部を酷使する人間の宿命的疾患と言われています。
原 因
退行変性(老化)に基づくもの、骨代謝異常、外傷、炎症、腫張、不良姿勢、冷えなどにより、ギックリ腰、慢性腰痛などに発展します。
膝関節はスポーツの基本動作である。
歩く、走る、蹴る、ジャンプするなどで酷使される関節であり、傷める程度も高い部位です。膝痛は外来診療では障害的なのがあるが数多くを占めます。
膝内症、膝関節症、膝関節捻挫、靭帯損傷、半月版損傷、脱臼、ジャンパー膝、オスグットシュラッテル病(骨端炎)などがあります。
筋違いは筋肉、スジの炎症によって発症する障害で朝起きて突然首が動かなくなり、首を動かしたら急に激痛が発症するなどです。
原因として、普段からの肩こり、運動不足、急激な運動後、クーラーなどによる冷え、事故によるムチウチ症状の後遺症などによりその患部における血液循環障害を起こして、筋肉の炎症が起きている症状です。
首をはじめ、背中、腰などにも発症します。
腱の周囲を覆う腱鞘の炎症で患部の腫れと痛みがあり、関節を動かしづらくなり、腱自体の炎症を合併する事が多くあります。
指や手首などの特定の関節を反復継続的に使う事により前腕や手の腱鞘炎が良く見られます。
また、関節やケガなどから生じる事があります。
男女比では男性の方がやや多く見られます。
関連症状としてゴルフ肘、テニス肘、ばね指(弾撥指)、ガングリオン(関節嚢胞腫)などがあります。
全て、使い過ぎによる結果発生する症状です。
一般的に重いものを持った時や体幹の捻転時に起こる急性の腰痛を指す通称をぎっくり腰と言います。
正しくは急性腰痛症、急性筋々膜性腰痛とされていて、地方によってはびっくり腰とも呼ばれ、欧米ではその病態から魔女の一突きとも呼ばれています。
安静第一でそれにより、人体が持つ自然治癒力により1週間~1ヶ月程度で徐々に治る事がほとんどです。
かし、安静にせず、仕事などを無理して再開したりしてそのまま慢性化してしまう事例も少なくありません。
日本では欠勤理由の1位が腰痛であるにも関わらず、その確固たる原因や、起こるメカニズムなどは未だにはっきりと解明されていません。
その症状は激痛にも関わらずレントゲン検査では特に異常が見られない事が多いからです。
特に原因として、筋肉、神経、関節への急激な負荷や過度の緊張と疲れ、不用意に体を捻った、重いものを中腰で持上げた、前傾姿勢をとった時などに起こりやすくなります。
長時間の同じ姿勢、無理な姿勢、筋肉疲労、女性では月経時に骨盤や背骨の靱帯が緩んで腰痛を起こすこともあります。
運動不足、肥満、全身の疲れ、体の冷えなどにより筋肉の血液循環が悪くなり炎症、症状が起こります。
ぎっくり腰の予防方法